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自然素材に囲まれた内装づくり~自然素材について~

木材を使用したコーディネート写真

※上記写真 出典:NISSIN EX

自然素材・天然素材にこだわりをもっている方も多いかと思います。

私も”自然の中で暮らしたい”そんなことを考える1人です。

自然素材は健康にもよいと言われお年寄りや赤ちゃんも安心して暮らせると言われているため、絶賛人気上昇中ですよね。もはや、健康住宅というのが主流となってきています。

大人気のナチュラルインテリアには欠かせないのが自然素材ですよね。ナチュラル=自然・天然というくらいです。

そんな自然素材の内装について私なりに分析してみました。

そもそも自然素材とは?

角材の写真

そもそも自然素材とは何なんでしょうか。

代表的なものとしては、無垢材・珪藻土といったところでしょうか。

  • 無垢材とは?その名の通り、天然の木材のこと
  • 珪藻土とは?珪藻が長年にわたって、海底・湖底に積もって化石となったもの

 

自然素材は、自ら湿気の吸収・放出を繰り返しながら住まいの湿度を調整するのが特徴です。

人間と同じように呼吸をするという事ですね。

自然素材は生きている!!

自然素材のコーディネート例

自然素材は生きています。これはどういう事かというと、在来の仕様は完成した時が最高の状態で時間の経過と共に劣化していきます。自然素材は逆に、熱や湿気など季節の変化に対応します。先ほども書きましたが、「自然素材は呼吸するのです!」そのため、時間が経つにつれ味わいが出てきます。

これは自然素材の楽しみの1つでもありますよね!また、自然素材には表情と風合いがあります。無垢材を使用した部屋では、香りや肌触り、光の反射も穏やかで、温かみを感じとることができます。

このようなところが人気のところでもありますよね!

自然素材は環境にもよく、健康にもよく、多くの方から愛される物ですが、そんな自然素材にもデメリットはあります。自然素材は生きていると先ほど述べましたが、これが裏目に出る事があるのです。例えば、異常気象でのひび割れや反り、素材の縮みなどが発生してしまいます。

これも素材が生きている証拠でもありますけどね…。ただ、こうなってしまった場合、簡単に補修ができないのがデメリットですね。場合によっては、取り替えが必要となるのでお財布が心配です。また、在来の仕様と違い、メンテナンスが大変です。在来仕様でしたら、汚れても吹けば落ち、掃除やメンテナンスも簡単ですが自然素材は濡れ拭きの後に乾拭きが必要です。素材によっては、汚れがつくと落とすことのできない物もありますので注意が必要です。

うーん。自然素材は結構デリケートですね。

しかし日ごろからメンテナンスを怠らなければ、素材の表情の変化を楽しみにできるという事です!と私なりにまずは、自然素材について分析してみました。

ちなみに”ビンテージスタイル”についてはこちらをご覧ください。http://www.panoma.jp/column/3275

次は、自然素材を使用した内装について分析してみたいと思います。

(筆者:K.kusaka)

この記事を書いた執筆者
  • 日下 恵輔
  • CI事業部GL

Creating a space for a smile

インテリア学科の専門学校卒業後、ハウスメーカーに就職。その後、商業施設の内装に興味を持ち入社しました。…