弊社でも共用部のトイレリニューアルの案件を数多く頂いております。
そして、近年商業施設やオフィスのトイレが進化を遂げているのを実感します。
今回は商業空間のトイレについて考えていきたいと思います。
女性用トイレがすごい!
渋谷にあるヒカリエのトイレに設けられているリラックススペース(5階)です。ヒカリエは階によってさまざまなインテリアテーマを持ったトイレが展開されております。
こちらのトイレにはフットマッサージ機・携帯電話の充電テーブル・ウォーターサーバーなどを完備されています。
特に男性の皆様は驚くことかと思います。
私も男ですから当然のこと女性用トイレに立入ることはありません。
しかし、仕事柄リニューアル計画に参加し施工させていただいていることから女性用トイレの機能面やデザインに関心を持ちました。
最近のトイレは、もはやリラクゼーションスペースとなっているのです。
3階のトイレのエアシャワーブースとのことです。衣類についたホコリや花粉を風で除去します。
消臭ボタンがあり消臭機能もついているようです。
女性はトイレに様々な機能を求める
そもそも女性がトイレに行く理由は単に用を足すだけではないということです。
一番多いのが化粧直しでしょう。
小さい頃にショッピングセンターのトイレで男性用はガラガラなのに女性用はやたらと混雑し、列をなしてるのを見て不思議に思っていました。
それは洗面化粧台が混雑していたことが原因であるということです。
つまりトイレと手洗いとは別にパウダールームを設けるということは、純粋に用を足したい人への混雑解消へとつながるのです。
他にも着替えをするために使用する人も多いことからフィッティングスペースを設けたりと様々な工夫がされています。
商業空間のトイレはリフレッシュ空間を目指し進化しています。
私個人としては、今後女性用だけでなく、男性用のトイレも同じような工夫がなされていけば嬉しいですね。
(筆者:Y.takatsuka)