低予算で部屋の雰囲気を変えたい・部屋にアクセントをつけたい時にお勧めなのがアクセントクロスです。
クロスとは壁紙のことです。(以下、壁紙はクロスと統一します)
弊社のインテリアコーディネートでもしばしばインテリアのアクセントとして柄物やカラーのクロスを用います。
クロスといっても国内メーカー品・海外輸入品と数えきれないほどの種類があります。
何を選べばいいのか悩んでしまいますね。
今回はアクセントクロスを選ぶ時の基本的な考え方をご紹介します。
クロスの色はどうする?
基本的にホワイト系の色味のクロスが多く使われています。
ホワイト系のクロスは一番お部屋を広く感じさせてくれます。
逆をかえすと色や柄のあるアクセントクロスを貼ことで部屋が狭く感じることもあります。
せっかく選んだアクセントクロスが悪目立ちすることは避けたいところです。また反対に大きい壁に貼ると、思っていたより色が薄いといったこともありますので、色が薄いクロスを選ぶのも注意しなくてはいけません。
お部屋全体のバランスを考えアクセントを持たせながらも、どこか統一感のある空間にまとめたいですね。
【カラーを考える時のポイント】
- 家具の色味に合わせる
- クッションや椅子の色味に合わせる
- インテリアに使われる色味を2~3色に絞る
- 色が薄すぎるものやホワイトと同色の模様のものは選ばない
ポイントを守ることで部屋全体に統一感が生まれ、ワンランク上の空間に生まれかわります。
クロスの柄はどうする?
クロスには無地だけでなく花柄・タイル調など様々な柄物があります。
無地のクロスに比べ、選ぶのが難しいと思われている方もいるのではないでしょうか。そんな柄物のクロスもポイントを守ることで上手に選ぶことが出来ます。
【柄選びのポイント】
- 大きな部屋には大柄・小さい部屋には小柄。柄物のクロスは貼る面積により柄の大きさのバランスが重要
- 好きなインテリアのテイストを見極める
例:北欧スタイル、西海岸スタイル、ヴィンテージスタイル - お部屋のテーマやコンセプトを決め、それに合った柄を選ぶ
例:(テーマ)カフェのようなインテリア→ブリック調クロス - インテリア全体の色味を絞る
例:アクセントクロスと家具の色味を統一する
例:アクセントクロスとカーテン・クッションの色味を統一する
カタログで見たイメージとクロス施工後のイメージが違う・・・・なんてこともあります。決める前に大きめのサンプルを取寄せてみるのもいいですね。
※写真※
(上)/参考写真
(中)/弊社コーディネート クロス/サンゲツ SG5209(茶) リリカラ LV-6265(緑) リリカラ LW-2789(グレー柄)
(下)/弊社コーディネート クロス/サンゲツ RE-2612(コンクリート調) ルノン RF-3478(トロンブルイユだまし絵)
(筆者:Y.izumi)