皆さん、一度は何処かで目にしたことはあるのではないでしょうか。
天井や壁を装飾しているあの部分をモールディングと言います。正確にはそれをあしらっている棒状の物。
私たちにとって馴染みがあるもので考えると額縁なんかもそれと同じ物と考えていいかと思います。
その他には、古代ギリシャの建造物や西洋の建物や家具なんかには必ずと言っていいほどついています。
何の為についているのかと言うと諸説あるかとは思いますが、壁と天井や床との境目を区切る為の役割や隣り合った部屋同士の雰囲気を変える為、壁や天井に立体感を持たせる効果を狙って付けたりしている様です。
種類も様々で、丸みを持たせた半円形・楕円形の様な形の物から、面になる部分に花柄や宝石がハマっている様に見えるものまで様々な種類の物があります。
巾木や廻り縁も名称は色々ありますが、総称するとモールディングと言うようです。日本では店舗で良く見る事が出来ますね。
モールディングを使って装飾!
モールディングを付ける事によって、自宅にある家具が西洋風の家具に様変わりさせる事も可能です。一つのお部屋の壁面に部分的に付ける事によって、部屋そのものの雰囲気をガラリと変える事が出来たり、扉(建具)に取りつけてもカッコいい装飾になり今までのイメージを違った物にする事が出来るかもしれません。
部屋の壁の腰高にモールディングを廻して、上下を分けた色味に塗装をしたりするとより一層の変化を与える事もできます。
また、壁面についている鏡の廻りにつけたり、何も無い壁に四角に囲ってあげて、その内部に写真や絵を貼ったりする事で額縁の様に作る事も可能です。
パネル形状になっている品物もありますので、そのまま使う事だってできますね。
DIYでも取付出来る
モールディングは形状だけでなく、素材も様々で木製で出来ている物もあればポリウレタン素材の物もありますから、軽くて両面テープだけで取り付ける事も可能なので、剥すときに気を付ければ賃貸住宅でもつけられます。
少し重量がある場合は接着剤と隠し釘と言う物で取付できます。
また、色も当然ながら白もあれば既に豪華絢爛に見える様なゴールドや陶器の様な色味の物もありますし、無塗装の物もあるので自分の部屋のイメージカラーに合わせて塗装をしてから取付をして自分だけの西洋風?な部屋をつくれます。
DIYやリフォーム等で使われてみてはいかがでしょうか。