こんにちは!Panoma広報部です。
10月も後半。かなり涼しくなってきて、そろそろ上着が必須になってきましたね。
さて、今月の審美眼研修は、埼玉県所沢市のところざわサクラタウン内にある『角川武蔵野ミュージアム』に行ってきました!
角川武蔵野ミュージアムは、あの有名な壁まで登る大きな本棚とたくさんの本が連なった展示物があるミュージアムです。
また、映像など最近のテクノロジーも仕組まれており、想像力を働かせて五感で楽しめるのがこちらのミュージアムの魅力です。
ちなみにところざわサクラタウン内にはおしゃれな神社や建物が他にも併設しています。
まず午前中は、角川武蔵野ミュージアム内の展示を各々で鑑賞しました。
企画展『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』
1階は企画展の『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』光のアーティスト、モネの見た景色に没入する体感型デジタルアートが上映されていました。
フランス・パリに生まれ、印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネの見た景色、共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを描いた作品を、360°の巨大な空間に映されています。
こちらの映像展示は普段の絵画と違い、作品の中の人物や草花が動いたり、音楽に合わせて絵が切り替わるなど、常に変化のある新しい絵画の見せ方に感じました。
また、360°の絵画映像空間をゆったりとリラックスして見られるようなクッションやハンモックが置いてあり、まるで私たちがモネの絵画の中に入ったような感覚に浸ることができます。
映像空間の先には、モネと印象派に関する展示があります。モネは何を描いたのか、モネはどう描いたのか。そんなモネと印象派の関係を知ることが楽しく学べる空間でした。
絵画に詳しくない人でも楽しめる今回の展示は、他の絵画系の展示でもぜ取り入れてみてほしいと思えるような企画展でした。
エディットタウン-ブックストリート・本棚劇場
5階には常設展示の『エディットタウン-ブックストリート』が展示中。
25,000冊の本が9つのカテゴリーに分かれて、50メートルの通りに沿って陳列されているここは別名『本の町』というのだそう。
それぞれのカテゴリー(文脈)には意味があり、文脈にあった本が並べられています。
知らない文脈ゾーンがあったり、自身の興味のある文脈にも知らない本が大量にあるので、1日中本と向き合っていたくなる空間でした。
また、1階の企画展の『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』とコラボした、絵本や本の表紙を色順に並べられたコーナーもありました。
筆者が特に懐かしかった、にしまきかやこ作の『わたしのワンピース』の絵本もあり、感激してしまいました!
皆さんもお気に入りの本を探してみてくださいね。
そしてストリートを抜けると奥にはテレビでも見たことのある『本棚劇場』が現れます!
約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間となっており、こちらも約20,000冊の本が陳列されています。
20分ごとに本棚を背景にプロジェクションマッピングの演出があり、本と映像の共存が体験できる場所です。
本と向き合う気持ちを見つめ直してくれるようなプロジェクションマッピングでした。
昔の海外の雑誌や本も展示されており、時代を感じさせてくれる場所だと感じました。
レクリエーション『ジグソーパズル』
ミュージアムの鑑賞を終え、午後はミュージアム内のレクチャールームをお借りし、社員でチームに分かれてジグソーパズル対決をしました。お題はモネにちなんで絵画のジグゾーパズルを使用。
チームそれぞれ時間内に仕上げようと集中して進めていきます。
予想より絵画のジグソーパズルが難しく、時間内に仕上げることはできませんでしたが、皆さん協力し合いながら取り組み絆も深まったのではないでしょうか?
1日中展示や絵画、本に触れられる機会は少ないので、非常に貴重な時間を過ごすことができました。
次回の審美眼研修もお楽しみに!
皆さんも体調に気をつけてお過ごしください!