こんにちは!Panoma広報部です。
梅雨に入り、ジメジメした天気が続きますね。
さて、今月の審美眼研修は、横浜市鶴見にある『曹洞宗大本山總持寺』というお寺に伺いました。
梅雨の時期の中、研修の日は運良く晴天!
気温も暖かくとても研修にぴったりな日となりました。
今回は大本山總持寺にて、拝観と3つの修行を体験。
總持寺の中は、約15万坪の広大な境内とたくさんの堂宇が建っています。
実際に中はとても広い土地で、多くの整えられた自然と、幾つもの建物が広がっていました!
精進料理
まずは精進料理。
料理を作ることも、食べることも仏道修行のひとつとされています。
感謝の心を持って、その「命をいただく」ことを意識しながら料理を頂きました。
驚いたのは、最後に食べ終えたご飯の器にお茶を入れ、一つ残しておいたお漬物を使って拭うようにし、飲み干す作法がありました。
最後まで大事にいただくその作法は、食べることに対して丁寧な気持ちになりました。
坐禅
次に坐禅。
精進料理をいただいた後は、お寺の中を案内していただきながら、途中の『大僧堂』にて坐禅を体験。
大僧堂の静けさの中での坐禅は、日頃多くの物事を考えている私たちにとって、静かに心を見つめ直した時間となったのではないでしょうか。
作務(掃除)
最後に作務。
作務とは掃除のことです。禅宗のお坊さんが行う労働のことで、大事な修行の一つだそうです。
今回は總持寺の長い廊下を雑巾掛けを行いました。
お坊さんはさすが毎日お掃除をされているだけあって、とても軽やかで床を走るように掃除されていき、息切れも少なくて驚きました。
実際に私たちがやってみると、全身を使う運動のようで足や腕が悲鳴を上げ、息切れもしました。。
この作務での床掃除は、使う筋肉が違うそうで、普段運動をしている方でもスムーズに進まない人もいるそうです。
總持寺内を拝観
この3つの修行のほかに、お坊さんが總持寺の中を一周案内していただきました。
中でも行事の際に多くのお坊さんが集まる『大祖堂』はとても大きく、なんと1000畳分もある広さだそうです。
また、特別な行事のみ開く門など、お寺の中の貴重な部分を拝見させていただきました。
今回の研修は初めての事ばかりでした。
体験型の研修は人生経験の一部にもなり、普段から自分自身が気づかないことに気づけたりなど、改めて身になる研修となりました。
次回はどんな審美眼研修になるのでしょうか。楽しみです!